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ジュビロ磐田 明治安田J1リーグ 第4節
2024.3.16 15:00 KICK OFF vs ジュビロ磐田

MATCH

REVIEW

ホーム開幕戦で待望の今季初勝利を獲得

ホーム開幕戦となったJ1第2節・新潟戦。町田戦で直接FKを決め、引き分けに持ち込んだ宇佐美がスタメンに復帰するなど、前節から先発3人を入れ替えて臨んだ。

昨年8月のJ1第24節・湘南戦以来、勝利から遠ざかっていたなか、「ここ(ホーム)で勝つことはすごく特別なことなので、それを早く皆さんと味わいたい」(黒川)と士気の高い選手たちは、立ち上がりからアグレッシブな姿勢を見せる。4分、山田のスルーパスに抜け出したファン アラーノがクロスを入れ宇佐美がシュートを打つなど、立ち上がりからガンバが積極的に攻撃を展開。こぼれ球も回収しながら押し込み、30分には山田のボール奪取からチャンスを作り、岸本のシュートで相手ゴールを脅かす。
一方の守備面でも、「ディフェンスでのプレッシングを自分たちが意図したようにできたというところが、うまくいったなと思っています」(ポヤトス監督)、「前からのプレスがはまっていましたし、強度高くしっかりと全員がハードワークできたのかなと思います」(松田)と、前から効果的にプレスをかけ、ボールを失った際もすぐに2、3人で囲みに行くなど、相手のビルドアップを阻止。カウンターを受けるシーンもあったが、中谷がブロックするなど守備陣がきっちりと対応し、主導権を渡さなかった。
0-0のまま迎えた後半は相手がボールを持つことも増え、69分には決定機を作られたが、これはGK一森がセーブし、ゴールを許さない。このピンチをしのぐと、66分から出場した半田の抜け出しから得たCKの場面、同じく途中投入された倉田が競り合いのこぼれ球に反応しシュートに行く。これはブロックされたが、VARの結果、相手のファウルと判定されPKを獲得。相手GKと駆け引きをしながらもこのPKを宇佐美が冷静に決め、75分に待望の先制点を得る。
その後、相手も交代カードを切りながら攻撃に出てくるが、「常にシン(中谷進之介)とコミュニケーションを取りながら、しっかりとバランスを見ながらやれたかなと思います」(三浦)と最後までゴールを許さず。1-0の完封で今季初勝利を飾った。

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