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北海道コンサドーレ札幌 明治安田J1リーグ 第33節
2024.10.5 17:30 KICK OFF vs 北海道コンサドーレ札幌

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MF27 美藤倫『球際のバトルは自分の持ち味。強気で勝負したい。』

直近の大阪ダービーは悔しすぎる結果に終わりました。僕自身は74分からの途中出場で、何がなんでも結果を出さないといけないという思いでピッチに立ちましたが、ゴールには迫ることができたとはいえ同点、逆転という展開には持っていけなかったことからもまだまだだと痛感しました。前半から流れが悪く、セカンドボールも相手に拾われることが多かったし、球際の勝負でも負けているシーンが多かっただけに、そういう部分での力強さ、アグレッシブさをしっかり表現しようと思っていましたが、チームとしての結果が出ていない以上、足りなかったということだと受け止めています。
僕にとっては初めて戦う大阪ダービーで、僕ら選手はもちろんのこと、ファン・サポーターの皆さんのこの試合に懸ける思いを試合前からすごく強く感じていたし、試合後も泣いてくれている人たちもいて…改めてこの試合の特別感を肌身で感じました。それだけに大阪ダービーを含め、なかなか勝利する姿を見せられていないのは悔しいし、苦しいです。でも、それを払拭するのは勝利に他ならないからこそ、今節の北海道コンサドーレ札幌戦はとにかく気持ちを見せて、絶対に勝ちたいと思います。
札幌は攻撃も守備も、強度の高いチームという印象です。ここ2試合と同じく3バックがベースとはいえ、マンツーマンで対応してくることを踏まえても、攻守に積極的にプレーできるかが勝負を分けるポイントだと考えています。そのためには、1対1の局面での勝負で負けないことが第一だし、ロングボールを多用してくる相手だからこそ、セカンドボールをしっかり拾ってマイボールにし、自分たちの優位な時間を増やすことも不可欠だと考えています。そうした局面、球際でのバトルは、自分の持ち味というか、大好物なので、強気で勝負したいです。また攻撃に厚みを作り出すには、ボランチの一枚がしっかり攻撃に顔を出すことも大事になるので、自分のところから流れを作り出すような動きも意識したいと思います。
試合に絡むようになって、よりスタンドにいるファン・サポーターの皆さんの顔が見えるようになったし、ダイレクトに皆さんの気持ちを受け取ることが増えました。スタンドから僕の名前を叫んでくれている人もいたりして、すごく心強いです。そうした後押しは、自分の気持ちをより熱くしてくれますし、プレーする責任にも変わっています。今節もしっかり皆さんの気持ちを感じて、それを自分の力にして戦います。応援よろしくお願いします。

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