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東京ヴェルディ 明治安田J1リーグ 第32節
2024.9.28 17:00 KICK OFF vs 東京ヴェルディ

PLAYER'S VOICE

PICKUP PLAYER

FW17 山下諒也『攻略イメージはできている。もちろん、僕も狙います!』

前節、京都サンガF.C.戦は球際や熱量、戦う部分を含め、チームとして準備していた狙いをしっかり表現できたと思っています。サッカーの試合では、ピッチにいる選手にしか感じられないプレー以外の戦いもたくさんあって、そこに負けないことも結果を引き寄せる上ですごく大事だと思っていますが、その部分に共通意識を持って戦えたのも自分たちの流れを多く作れたことにつながったんじゃないかと思います。
その中では、僕自身も思い描いた通りのプレーで先制点をアシストできました。前線に抜け出した時には、ボールがバウンドした瞬間の弾道を見極めてプレーを選択しようと考えていました。その上でシュートを打つのは難しいと判断し、アシストか、自分の体の入れ方を工夫して相手のファウルを誘うかを考えましたが、相手GKが思ったより距離を詰めてきたため、浮き球を選びました。自分が抜け出した時から康太(山田)の位置は視界に捉えていたので、いいタイミングで送り込めば合わせてくれると信じていました。あの形はダニ(ポヤトス監督)からも狙って欲しいと言われていたし、自分のやりたいプレーでもあったので、決まってめちゃめちゃ嬉しかったです。
結果的にその後、失点してしまったとはいえ、改めて先制点の大切さを実感しました。先制点によって試合運びも自分たちでコントロールできるし、相手に合わせずにサッカーができるという点でも優位に立てるからです。だからこそ、今節の東京ヴェルディ戦でも先制点を強く意識して入りたいと思います。

東京Vは僕にとってプロキャリアをスタートしたクラブで、当時の永井秀樹監督や一緒にプレーしたチームメイトには本当に多くのことを学ばせてもらいました。その感謝を伝えるためにも成長した姿を見せたいし、ガンバの勝利だけを考えて、ピッチに立ちたいと思います。攻略イメージはできています。ピッチを広く使って、チームとしてチャレンジするボールをどんどん前線に送り込み、そのセカンドボールを徹底して拾うことで試合の流れを掴みたいし、決め切りたいです。もちろん、僕も狙います!
京都戦を終えてチームの雰囲気もいいし、今週もいい準備ができました。みんなが目の前の一戦に集中している空気も感じます。パナソニックスタジアム吹田での試合もすごく楽しみです。僕らと同様に、サポーターの皆さんが勝ちに飢えていることは応援の熱量でも伝わってきます。それに応えるためにも、まずは目の前の1プレーに集中し、個々が最大限の熱量で、自分のプレーに責任を持って戦いたい。絶対に、みんなで勝ちましょう!

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