GAMBA OSAKA MDP online

浦和レッズ 明治安田J1リーグ 第30節
2024.9.14 19:00 KICK OFF vs 浦和レッズ

PLAYER'S VOICE

PICKUP PLAYER

FW97 ウェルトン『持ちうる100%以上の力をチームの勝利のために注ぐ。』

11日の天皇杯準々決勝・サンフレッチェ広島戦は、試合後、勝利を手にしてピッチを後にできたことが一番の収穫でした。一発勝負の試合を勝ち抜くにはゴールが必要という共通認識のもと、トレーニングから選手同士がゴールにつながるプレーを要求し合っていたからこそ、先制できたのは大きかったし、追いつかれた後にしっかり追加点を奪えたのも良かったと思います。

僕自身はチームが挙げた2つのゴールをアシストできましたが、これまで通り、状況に応じてチームにとってベストな選択をしただけだと思っています。いずれもボールを受けて中を見た時に、真ん中にいいポジション取りをしていたチームメイトがいたのでボールを送り込みました。相手選手は僕がサイドでボールを受けて仕掛けるプレーを警戒していたのかもしれませんが、それとは違うプレーを選択したことで撹乱できたのかもしれません。ドリブルでの仕掛けは、相手選手を交わして抜き去るのが全てではなく、相手を引きつけ、味方選手にスペースを作り出すのも1つです。今回のゴールも後者の意識が活きたプレーでした。
この結果を受け、公式戦では6試合ぶりの白星を掴むことができました。勝てていない状況について、少なからず選手それぞれに感じていたこともあったはずで、だからこそ広島戦の勝利は自分たちをより勢いづけ、もう一度自信を備えさせるものになったと思います。自分たちがやってきたことが正しかったと示せたのも、J1リーグ再開に向けて弾みになりました。

今節、対戦する浦和レッズは誰もが知っているビッククラブです。ここ最近、白星を挙げられていない流れや、監督が交代された状況はありますが、だからこそ相手も貪欲に勝利を求めて挑んでくるはずです。間違いなく拮抗した試合になるでしょう。その一戦で勝利を引き寄せるにはできる限り、イージーなミスは減らさなければいけません。その上で、ゴール前まで数多くボールを運べたチームが勝利を掴めるんじゃないかとも思います。
そうした戦いを目指す上で、僕たちのホームで、たくさんのサポーターの皆さんの後押しを受けてプレーできることは、すごく心強いです。これまでも十分、力になってもらっていますが、今日の浦和戦でもこれまで通りの応援、後押しをお願いしたい。それに対して、僕たちも持ちうる100%以上の力をチームの勝利のために注ぐことを心がけてピッチに立ちます。そんなふうにお互いの力をしっかり出し合い、1つになって戦えば、僕たちはきっと笑顔で試合を終えられると信じています。一緒に、戦いましょう。

関連記事