FW7 宇佐美貴史「（アビスパ）福岡は枚数をかけて中を固めながら守り、攻撃ではロングボールを多用し、セットプレーなど止まったボールも大事にする中で、個で試合を動かせる選手がいる。うちも前回やられましたけど、そういう選手の一振りや空中戦の一発などで愚直に勝点を取っていくチームという印象があります。どの試合も先制点は大事ですが、福岡のように堅いチームとの対戦では特に大事になると思いますし、どこでパワーを使うのかなど、90分を通した戦い方、マネジメントも重要だと思っています。ファン、サポーターの皆さんにはどの試合でも、どんな人数でもサポートしてもらっていますし、今シーズンはサポーターの熱量と僕らの熱量がすごくリンクしている部分もあるので、引き続き、応援に駆けつけてくれた人たちを喜ばすことができるようにしたいです」

DF20 中谷進之介「正直、夏場の連戦はきついですが、試合がある以上、そこに対して100％を持っていくだけなので、自分がやるべきことをやるだけです。福岡の印象は、ワンチャンスをものにしてくるという感じで変わらないです。ロングボールを蹴って、セカンドボールを拾ってからのクロスと、彼らはシンプルにやってくると思うのでセカンドが大事になってくると思いますし、それに対してどれだけ対応できるかだと思います。またFC東京戦（第25節）がいい例ですが、0-0で進むと苦しくなってしまうし、あれだけいい展開でも点が取れないこともあるので、最初からスタートダッシュでやりたい。中2日ですが、リーグ戦も上を目指したいですし、まだまだいける勝点差なので勝つしかないです」

GK22 一森純「湘南とは戦い方が違いますが、福岡も愚直にやるべきことをやってくるいいチームだという印象があります。流れの中でシステムを変えてきたりするので、僕たちも相手のやり方を見てしっかりと変化させていく必要があると思いますし、相手は終盤に点を取る勝負強さを持ち合わせているので、先制点を与えずに、そういう時間になってもより集中力を高めて戦っていくことも1つのポイントだと思います。連戦で疲労もありますが、日程を言い訳にせず、強い気持ちを大切にして、運動量や切り替え、頭の回転などで相手をしっかりと上回っていきたい。たくさんの観客の方が来てくれている中で勝利すると『またスタジアムに来たいな』と思ってくれると思うので、また来てもらえるよう、しっかりと勝ちたいと思います」