明治安田J1リーグ 第25節
2024.8.7 19:00 KICK OFF vs FC東京
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MATCH
REVIEW
湘南戦は相手に上回られ3試合ぶりの敗戦に
降格圏内からの脱出を目指す湘南とホームで対戦したJ1第24節は、「本当に難しい試合になってしまったなと思っています」(ポヤトス監督)。
前節・鳥栖戦から先発3人を入れ替え、湘南の3バックに対し、「CBの3枚の脇のところはサイドの選手に管理させて高い位置を取らせてという形だった」(ポヤトス監督)が、プレスがうまくハマらず序盤から相手のペースで進行。相手の攻守の切り替えの速さ、カウンターやテンポのいいパス回しの前に押し込まれる時間が続く。その中で26分、松田の縦パスに抜け出したウェルトンのプレーから決定機を作るが、ゴール前に走りこんできたアラーノへのパスは相手の好守に阻まれるなどシュートを打たせてもらえず、前半のシュート本数は0に。後半はウェルトンを右から左に変え、プレスのかけ方も調整したことでガンバがボールを保持。背後への抜け出しなどからチャンスを作り、得点の気配を漂わせる。しかし、相手GKの好セーブやクロスバーに当たるなど得点を挙げられずにいると、83分、うまくボールを動かされたことで守備を崩され失点。1点を追う展開となり攻勢を強めたが最後まで崩せず、「今日は内容も結果も完敗でした」(一森)と反省点の多い3試合ぶりの敗戦となった。
前節・鳥栖戦から先発3人を入れ替え、湘南の3バックに対し、「CBの3枚の脇のところはサイドの選手に管理させて高い位置を取らせてという形だった」(ポヤトス監督)が、プレスがうまくハマらず序盤から相手のペースで進行。相手の攻守の切り替えの速さ、カウンターやテンポのいいパス回しの前に押し込まれる時間が続く。その中で26分、松田の縦パスに抜け出したウェルトンのプレーから決定機を作るが、ゴール前に走りこんできたアラーノへのパスは相手の好守に阻まれるなどシュートを打たせてもらえず、前半のシュート本数は0に。後半はウェルトンを右から左に変え、プレスのかけ方も調整したことでガンバがボールを保持。背後への抜け出しなどからチャンスを作り、得点の気配を漂わせる。しかし、相手GKの好セーブやクロスバーに当たるなど得点を挙げられずにいると、83分、うまくボールを動かされたことで守備を崩され失点。1点を追う展開となり攻勢を強めたが最後まで崩せず、「今日は内容も結果も完敗でした」(一森)と反省点の多い3試合ぶりの敗戦となった。
湘南戦後、リーグ戦が中断期間に入った中で迎えたスペインの名門、レアル・ソシエダとのプレシーズンマッチ。「目的ははっきりしていて、FC東京戦にいいコンディションで持っていくことが頭の中にあります。自分の中では全員が戦力。起用に対して(力を)証明して欲しい、FC東京に向かう試合にして欲しいなと思います」(ポヤトス監督)という意図から、GK石川をはじめ、岸本や食野ら、出場機会が少ない選手たちも先発に名を連ねる。前半は、9分にFKでキッカーを務めたジェバリが直接狙い、16分には山下の抜け出しから最後は食野がシュートを打つなど、相手がボールを保持する中でガンバも随所でチャンスメイク。後半は開始早々から決定的な場面を多く作られ、63分にはブロックしたボールが不運にもゴールに吸い込まれ失点。これが決勝点となり0-1で敗れたが、GK石川がビッグセーブの連発で存在を示し、ケガで約1年戦列から離れていた中村が途中出場で復帰、今野のガンバデビューなど、収穫もあった試合になった。