GAMBA OSAKA MDP online

湘南ベルマーレ 明治安田J1リーグ 第24節
2024.7.20 19:00 KICK OFF vs 湘南ベルマーレ

MATCH

REVIEW

攻守が噛み合いリーグ2連勝&天皇杯ラウンド16進出を決める

町田戦の悔しい敗戦から仕切り直しの試合となったJ1第22節・横浜FM戦。「もう1度勢いをもって全員で(試合に)入っていくことが大切だと思います」(一森)と話していたように選手たちはいい入りを見せ、4分には第6節以来の先発となったアラーノが今季初ゴールをマークする。先制後は相手の攻勢を受けポストやバーに当たるシュートなども打たれたが、GK一森を中心に耐えしのぐと、45+3分、宇佐美のクロスにダワンが飛び込み、大きな追加点を挙げる。後半は相手にボールを保持されチャンスを作られるが、粘り強く守っていると、途中出場した山下の仕掛けから69分にPKを獲得。これを宇佐美が落ち着いて決め、3-0と突き放す。さらに88分には山下のパスを受けたジェバリがゴールネットを揺らし、今季最多得点となる4ゴールをマーク。攻守が噛み合い、4-0の完封勝利を収めた。
中3日で相手のホームで迎えたJ3・宮崎との天皇杯3回戦では、10分にネタ ラヴィが先制点をマーク。さらに、19分に食野、20分には半田が相手ゴールを脅かすなど、主導権を握り試合を進めていく。しかし、「前半で試合を終わらせないといけない展開だったんじゃないかなと思います」(ポヤトス監督)と話したように、追加点を挙げられなかったことで後半は苦しい戦いを強いられる。勢いを持って入ってきた相手の反撃にあい、54分には試合を振り出しに戻される。この事態に指揮官は、64分に宇佐美と福岡、73分にウェルトンをピッチへ送ると、これがはまり、74分にウェルトンとのパス交換で抜け出した宇佐美がゴール。再びリードを奪う。終了間際に少し押し込まれる場面もあったが、90分で試合を終えることに成功。2-1で勝利を飾り、ラウンド16進出を決めた。
九州でのアウェイ2連戦目となったJ1第23節・鳥栖戦は、「自分たちが求めていた展開の試合内容になったのではないかなと思います」(ポヤトス監督)。序盤から攻守が目まぐるしく入れ替わるハイテンポな展開になり、ともにチャンスがあった中で、19分、宇佐美とのワンツーで抜け出した山下からのラストパスをニアに入ってきた坂本がうまく足で合わせゴール。先制点を挙げる。後半は立ち上がりから相手にボールを持たれ、サイドから崩されるシーンも増えたが、64分に倉田とファン アラーノを入れることで対応。さらに81分には宇佐美と坂本に代わってジェバリ、松田を入れることで前線のプレスを活性化させ盛り返していく。するとその直後の84分、ボール奪取からのカウンター攻撃でジェバリがゴールを奪取。2-0とリードを広げたガンバは最後まで相手の攻撃を跳ね返し、完封勝利を飾った。

関連記事