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湘南ベルマーレ 明治安田J1リーグ 第24節
2024.7.20 19:00 KICK OFF vs 湘南ベルマーレ

MATCH

HIGHLIGHT

鍵を握る左サイドの攻防。攻撃的な湘南の3バックの弱みに付け込みたい。

アウェイで湘南に対戦した際は、相手のボール保持に苦しみながらも、2-1で勝ち切ったガンバ。2位に浮上した今、当時とは異なる強さと選手層を誇るが、調子を上げているのは湘南も同様だ。
「湘南は同じ動きで磨きをかけているチームだが、相手の5枚に対してプレスのところの調整をしてきた」とポヤトス監督は話す。
現在リーグ戦で2連勝中の湘南だが、前節は退場者を出した磐田に対して今季チーム最多の5得点をゲットし、前々節はアウェイで浦和に3対2で勝ち切っている。
「湘南は引いて守ってくるタイプのチームじゃなくて自分たちが主導権を持って戦ってくる。アウェイの対戦みたいに押し込まれ続けると厳しいので気をつけたい」(中谷)。
直近のリーグ戦2試合で8得点を叩き出している湘南だが、その秘訣の一つが攻撃的な3バックの顔ぶれにある。
クロスから6得点、30m未満のパスからの得点はガンバの2点を大きく上回る8得点をゲットしている湘南だが、最も気をつけたいのが左サイドの攻防だ。
「(高橋)直也は、技術がしっかりしているし、ビルドアップが上手いので湘南の組み立てを活性化している。そこは上手く守備をしてプレッシングをかけていきたい」と黒川は話す。
ガンバ大阪ユース出身で、ガンバ大阪U-23でJ3リーグ戦11試合に出場した高橋は、黒川にとって関西大学サッカー部の後輩でもあるが、その特徴は知り尽くしている。
湘南の右CBを務める高橋だけでなく左CBの鈴木淳之介も積極的に攻撃参加してくるが、とりわけ高橋のサイドにはかつてガンバでプレーした鈴木雄斗も右ウイングバックで存在感を発揮中。前節の磐田戦でもルキアンのゴールを演出しており、今季2アシストだ。
「湘南は3バックの外側の選手からウイングバックへのパスで出口を作って、そこから中央に入れてくる攻撃のパターンがある。そこの線を消せば相手の攻撃の特徴は出しにくくなると思う」と鈴木も話す。
今季はウェルトンを攻撃に専念させ、守備に軸足を置くことが多い黒川だが「鈴木雄斗選手は、サイズもあるけど器用でフィジカルもあって対応が難しい。ただ、サイドで自分たちが優位性を持って守備が出来るように準備してきた」と話す。ウェルトンらサイドアタッカーの選手と連動しながら湘南の攻撃を防ぐ必要があるガンバだが、「湘南の3バックは相手のストロングでもあり、ウイークポイントにもなりうる。僕らのサイドアタッカーはチームとしてのストロングポイントだし、相手の背後を突けばチャンスは出来る」(黒川)。
アウェイでも相手のビルドアップのミスからダイレクトプレーの連続で宇佐美がゴールをこじ開けたが、攻撃的な3バックの隙を突くアタッカー陣は今のガンバの前線に揃っている。
攻撃的な湘南の最終ラインは要警戒だが、ガンバにとっては狙いどころ。左サイドの攻防は、湘南戦のポイントになる。

vs湘南 MATCH ANALYSIS

G大阪 vs 湘南 過去5シーズンのリーグ戦対戦成績

324
7得点10失点
対戦成績
2020 9/13(日) パナスタ
第16節
0-1
Lose
12/6(日) BMWス
第31節
2-1
Win
2021 6/2(水) レモンS
第19節
0-0
Draw
12/4(土) パナスタ
第38節
0-0
Draw
2022 4/17(日) パナスタ
第9節
0-1
Lose
7/6(水) レモンS
第20節
0-1
Lose
2023 4/1(土) レモンS
第6節
1-4
Lose
8/19(土) パナスタ
第24節
2-1
Win
2024 6/1(土) レモンS
第17節
2-1
Win
     

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