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横浜F・マリノス 明治安田J1リーグ 第22節
2024.7.6 19:00 KICK OFF vs 横浜F・マリノス

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GK22 一森純『絶対に、勝ちたい。』

上位チームとの3連戦は1勝1分1敗に終わりました。いずれもチームの現状がはっきりと結果に表れた3試合だったと思っています。
特に直近のFC町田ゼルビア戦は退場者が出てしまったとはいえ、これまでの戦いにおいて「勝つべくして」というより「なんとなく」勝ち続けてきたことへの課題が浮き彫りになった気がしています。もちろん、どの試合もみんなが一生懸命戦って、勝ちをもぎ取ってきたことに嘘はないし、その事実を否定するわけではありません。でも、この先『勝つべくして勝つチーム』になっていかないとシーズンを通した結果は求められないと考えても、僕を含めてまだまだ個々が成長しなければいけないのは間違いないと思います。どんな試合も相手チームの状況や戦い方に関係なく、自分たちがやるべきことをやり続けられるチームにならなければいけないというのも1つだし、まだまだ攻守ともに習慣化されていないプレーも多い中で、今後はその部分にしっかり向き合いながら積み上げていくことも大切だと思っています。
ただし『やるべきことをやり続けられるチーム』という点において、町田戦は結果こそ掴めなかったものの、退場者を出すまでの時間帯も、10人になって以降も、前線からの守備を徹底しながらハイライン、コンパクトな陣形で押し込めたのは収穫だと思っています。ここ最近は勝っている事実が、変化を起こしづらい状況を生んでいたところもあった中で、その姿を取り戻しながら最後まで諦めずにゴールを目指せたことも必ず今後の戦いに繋げていきたいと思います。

今節の横浜F・マリノス戦も、まずはその自分たちのサッカーを展開しながら、暑い夏場の戦いということを踏まえて、いかに相手を疲弊させながら自分たちの戦いに持ち込めるかも重要になってきます。リスクをかけられるところはかける、粘り強く守るところは守るという共通理解を持って戦いたいし、それをフィニッシュまで繋げて先手を取りたいと思います。
個人的には昨シーズン、たくさんのことを学ばせてもらったクラブとの対戦に特別な感情はあります。ただ、アウェイでの対戦が終わった時から「ホームでの対戦では絶対に勝ちたい」と思っていたので、それをしっかりプレーで表現するだけだと思っています。
今節も、唯一無二の特別な圧を生むパナソニックスタジアム吹田で背中を押してもらえることが、すごく心強いです。町田戦では皆さんの暑い応援に勇気をもらって10人になっても、2点差がついても最後まで戦い抜けました。今節はその借りを必ず勝つ姿で返したいと思っています。応援よろしくお願いします。

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