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横浜F・マリノス 明治安田J1リーグ 第22節
2024.7.6 19:00 KICK OFF vs 横浜F・マリノス

MATCH

REVIEW

首位浮上を目指すもリードを保てず10試合ぶりに敗戦

首位の町田をホームに迎えたJ1第21節。勝てば7年ぶりの首位浮上の可能性が見えていた試合だったが、思いがけない展開が待つ。
体調不良で欠場した福岡に代わって江川、そして1トップに入ったジェバリら、前節・鹿島戦から先発3名を入れ替えて臨んだ一戦。「11対11だったときは本当に相手を上回って奪ってしっかりと支配していましたし、良い流れ、チャンスもしっかりと作れていました「(ポヤトス監督)とコメントしたとおり、ガンバはいい入りを見せていた。スピードのあるウェルトンや山下を生かした攻撃でチャンスを作り出すと、9分、中谷からのロングボールを受けたウェルトンが宇佐美とのパス交換で抜け出し、GK谷の股の間を通す鋭いシュートを決め、先制点をマークする。
その後、相手にチャンスを作られる場面はあったものの、セカンドボールを拾いながらペースを握り、相手ゴールに迫っていたが33分にこの流れが一変する。半田がこの試合2枚目のイエローカードをもらい退場。10人での戦いを強いられることになったガンバは37分に山下を下げ松田を入れ、布陣も4-4-1に変えて対応する。しかし、前半終了間際に警戒していたロングスローの流れから失点。「前半に追いついたのがすべてだったのかなと思います」(昌子)とかつてのチームメイトが口にしたように、同点にされたことも相手の勢いを加速させる要因になる。
後半は、しっかりとブロックを作って耐えしのぎ、セットプレーやカウンターでゴールを狙おうとするが、自陣での防戦が続く中でPKを与えてしまい、61分に2失点目。さらに69分には3点目を決められてしまう。2点差にされたガンバは71分にアラーノと坂本、85分にネタ ラヴィを投入し反撃を試みるがゴールを奪うことはできず、今季最多失点の1-3で敗戦。「町田は開幕戦で退場者を出しながら1-1で僕らはやられたので、今度はそれを僕らがやらなければいけなかったし、もっとできたと思う。本当に切り替えてやるしかないですけど、反省するところは反省したいです」(中谷)とリーグ戦では10試合ぶりの黒星を喫した。

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