FW7 宇佐美貴史「ここからの3連戦でチームの真価が問われることになるのはみんな分かっていると思います。上位争いをしているチームとの3連戦は珍しいですし、気持ちが入っていない選手はいないと思う。神戸はリーグ最少失点タイで守備も堅いですが、まず失点しないことからスタートしたいですし、ボールを保持することにこだわりすぎて、相手にやりたいことを表現させてしまうことだけはないようにしたい。この試合では先制点を取れたほうがすごく有利になると思いますし、ガンバも先制点を取れればかなりいい状況で試合を進められると思うので、そこはすごくカギになると思います。相手は個々の選手の能力が高いですが、うちの選手の個々の能力を見ても引けを取っているとは思わない。しっかり個でぶつかりあっていけば、ゴールは生まれると思っています」

MF9 山田康太「神戸戦はただの1試合ではないと思っています。ここからの上位を争うチームとの3連戦でまずこの1つめを勝てば状況も変わると思うので、いつも以上に“上位を目指していくんだ”という強い気持ち、覚悟みたいなものを持って戦わないといけない。神戸も失点数が少ないですが、これまでガンバがやってきたボールの動かし方などは相手関係なくやることをやれば前進できると思っているので、あとは最後、フィニッシュの局面でいかに冷静になれるかだと思っています。その中で試合のポイントになるのは、“どっちがより勝ちたいか”だと思うので、僕が出たらバトルのところで負けないようにしたいですし、まずは戦う姿勢を見せたい。ファン、サポーターのみなさんもガンバの勝利を臨んでいると思うので、きれいなサッカーをやりたい気持ちもありますが、勝つために全員がホームでいい姿を見せたいと思います」

GK22 一森 純「ここからの3連戦は本当にチームの力が試されると思いますし、こういう舞台に立てていることに幸せを感じないといけないと思います。だからこそ、本当にネジを締めて、全力を出し切って戦っていかないといけない。勝つためには今まで以上のものを出さないといけないですし、1人がダメなら2人で対応に行くとか、お互いを助け合うようなプレーがより必要になってくると思います。神戸は圧倒的な個が特徴ですが、サッカーはそれだけではないというところを見せていきたい。個人的には（横浜FMで）去年神戸と戦って1勝1敗で後半戦の大事な時期に負けたので、神戸の勝負強さというのは認識しているし、本当にチャレンジャーの気持ちで挑んですべてぶつけてどうなるか、という試合だと思いますが、去年の経験を活かして襲いかかっていきたいと思います」