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ヴィッセル神戸 明治安田J1リーグ 第19節
2024.6.22 18:30 KICK OFF vs ヴィッセル神戸

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MF6 ネタ ラヴィ『気持ちをチームとして連動すれば、切り崩せない相手はいない。』

チームとしてはJ1リーグ4連勝で、ホーム・パナソニックスタジアム吹田にヴィッセル神戸を迎えます。ここから3試合、上位チームとの対戦が続きますが、最初の試合となる今節は特に、隣町のチームとのダービー的な色合いが強いこともあって、たくさんの方にご来場いただけると聞いています。そんな皆さんに、僕たちがピッチで熱く戦うことで喜びを届けたいですし、逆に僕たちが苦しい時は、皆さんの声援に背中を押してもらいたいと思っています。
対戦相手の神戸は、昨年のリーグチャンピオンです。まずはしっかりと相手に敬意を払って試合に臨み、謙虚に戦いに向き合うべきだと考えています。一方で、僕たちにとってのこの試合は上位争いに食らいついていく上での『6ポイントゲーム』だということも理解しています。昨年の王者を相手に、今の自分たちのサッカーレベルを確認できる機会にもなるでしょう。ここで結果を得られれば、チームがより勢いづくことも間違いありません。また、昨年の経験を踏まえても、日本のシーズンにおける夏の戦いは、結果を左右する非常に重要な意味を持ちます。その最初の試合だと捉えていた前節・柏レイソル戦でいいスタートを切れたことを追い風に、我々のホームで自分たちのサッカーをして、それを成功に繋げることに繰り返しチャレンジしたいと思います。
今節のポイントは、攻撃と守備を切り離して考えるのではなく、攻守両面でしっかりとハードワークをしながら連動して戦いを進めることにあると考えています。リーグ屈指の攻撃陣が顔をそろえる相手の前線には、個人ではなくチームとしての守備で対応すべきだし、逆に昨年に引き続き失点の少ない相手の守備をこじ開けるためには、いい守備からの連動でアクションを起こし、ボールを動かしてゴールを目指さなければいけない。相手のDFラインにはマテウス トゥーレルという素晴らしいセンターバックもいますが、僕たちがチームとして連動し、相手の守備を揺さぶる作業を抜かりなく行えれば、切り崩せない相手はいないと考えています。
今シーズンのホームゲームはほとんどの試合で勝利を挙げられています。今節もその勝利を掴むために、ホームに漂う素晴らしい雰囲気を自分たちの力にしなければいけないと思っています。世界を見渡しても『勝ち続けられるチーム』は、必ずホームで多くの勝利を手にしています。僕たちもその世界共通の概念通りにシーズンを進めていけるように、今節もしっかりとホームで勝利を掴みたいと思います。

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