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柏レイソル 明治安田J1リーグ 第18節
2024.6.16 18:00 KICK OFF vs 柏レイソル

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MF9 山田康太『気持ちをまっすぐにプレーにぶつけて、自分らしく戦う。』

直近の天皇杯2回戦・福島ユナイテッドFC戦を勝利し、ホーム・パナソニックスタジアム吹田でJ1リーグ再開を迎えます。
相手は柏レイソル。僕が昨年、お世話になった古巣です。在籍は1年と短かったですが、試合に出してもらった後半戦は特に、天皇杯での決勝進出を含めてたくさんの経験をさせてもらい、今でも交流のある仲間もできて、本当に特別な時間だったと思っています。だからこそ、今節の古巣戦は、柏を負かしたいというより、かつての仲間との対戦が楽しみ、という感情が大きいです。もちろん、お世話になった方たちに、自分がガンバで頑張っている姿を見せたいという思いもあります。その気持ちをまっすぐにプレーにぶつけて、自分らしく戦います。
福島戦は僕にとって1ヶ月強ぶりにスタメンで出場し、約80分間プレーできました。少し厄介な臀部のケガで離脱していた間は、外から試合を観る中で「こういう部分はもっと貢献できそうだな」とイメージを膨らませていたせいか、意外とすんなりプレーできたと思っています。また、中断期間はチームとして攻撃面を重点的にトレーニングしていた中で、前半は特にその成果を実感しながら得点を重ねることもできました。

その福島戦の勝利によって、僕たちは公式戦4連勝で柏戦を迎えますが、柏の戦い方を踏まえても、簡単な試合にはならないと思っています。ガンバとしては、ボールを持てることが有利に戦えることにはつながらないはずだし、背後への警戒を徹底している柏のDFラインをこじ開けるのも簡単ではないはずです。特に、柏は僕らのように丁寧にボールを繋ぐチームへのモチベーションがすごく高く、ボールを奪えたらチャンスだよねというマインドも強く備えていることも忘れてはいけない部分だと思います。
だからこそ、ガンバとしては、攻撃している過程での不用意なミスは極力、減らさなければいけないし、柏の守備をいかに打開するかという部分でも、中盤での優位性をうまく使いながら、サイドを使ったり、スピードの緩急をつけたりといった『ひと工夫』が必要だと思っています。その上で、1つずつ相手のラインを超えていき、最終的にはそれをしっかりゴールにつなげたいと思います。

個人的には福島戦で約1ヶ月半ぶりにパナスタでプレーし、改めて『ホームでは負けない空気』をすごく感じ、それがすごく心強かったです。今節もそのパナスタでの一戦です。連勝とか順位を気にするのではなく、まずはファン、サポーターの皆さんのために勝利を届けることに集中してプレーします。応援よろしくお願いします。

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