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柏レイソル 明治安田J1リーグ 第18節
2024.6.16 18:00 KICK OFF vs 柏レイソル

MATCH

HIGHLIGHT

自身が先発した公式戦4試合は全て勝利。山下が攻守両面で、柏攻略のキーマンになる。

ガンバ移籍後、初先発を勝利で飾ったリーグ戦の川崎F戦を含めて、山下がスタメンで出場した公式戦は現在、4戦4勝。攻守両面で圧巻のハードワークを見せ、もはやガンバに欠かせない存在になりつつある「右の翼」山下は柏戦で、攻守両面でキーマンになる存在だ。
前節終了時点においてパスの本数はリーグ15位、得点数はガンバと並ぶリーグ16位の柏だが、明確な武器は左サイドの攻撃だ。

ポヤトス監督にとって、徳島時代の教え子でもある柏の左SBジエゴは、攻撃参加が持ち味の選手だが「SBのジエゴの特徴も知っているので、そこではダメージを与えられると思っている」(ポヤトス監督)と話す。
柏は攻守両面の切り替えの速さとコンパクトさを持ち味にするが、SBの裏は守備の弱点。
「特にジエゴ選手に関しては攻撃に特徴があるので、動き出しに対しては苦手にしていると思う。僕が攻撃をやり続けることで相手に警告も出ることもあるかもしれないし、そこはやり続けたい」と山下は意気込みを口にする。

鋭いドリブルだけでなく、DFライン背後へのボールも山下を生かすチームの共通理解になりつつあるのは、天皇杯の福島戦でも証明済み。ガンバのビルドアップを封じにかかってくるであろう柏に対しては「柏の両SBはともに攻撃に特徴がある選手なので、そこの裏は突きたいし、僕らがボールを奪った後にSBの裏が空いていれば、ガンバには速い2人がサイドにいるので生かしたい」と中谷も山下とウェルトンの両ワイドをシンプルに生かすつもりでいる。
そして、「攻撃は最大の防御」となるのが柏戦における山下の役割だ。
柏のマテウス サヴィオは3得点、4アシストとチームの攻撃を牽引する存在だが、「(山下)諒也にはサヴィオの攻撃を抑制させる役割がある。諒也がジエゴを脅かすことが出来れば、サヴィオはブラジル人同士なので絶対にジエゴをサポートしに来る。そこに半田の攻撃参加も絡めば、サヴィオの能力が落ちる。ジエゴが快適な状態になると、柏の左サイドは手をつけられなくなるので、諒也は大事なポイントになる」とポヤトス監督もその役割の大きさを話す。

徳島時代のチームメイトでもあるジエゴについては「攻撃参加して、クロスに入ってくる動きは脅威だけど、僕らがボールを奪った後に、諒也にジエゴの裏を突かせたいし、そこは(中谷)進之介とも話をしている」と福岡も話す。
天皇杯で待望の移籍後初ゴールを決めたものの、山下自身のフォアザチームに徹するスタイルに変わりはない。
「僕がビルドアップの逃げ道になって、攻撃の起点になれるようにしたいし、僕のポジションはボールを奪われてもいいので、やり続けることでいつかは突破出来る。チャレンジ精神を持って、強気にやっていきたい」と山下は力を込める。
攻守でサポーターを沸かせる小柄なスピードスターは、柏攻略に向けてアグレッシブにピッチを走り抜く。

vs柏 MATCH ANALYSIS

G大阪 vs 柏 過去5シーズンのリーグ戦対戦成績

422
10得点9失点
対戦成績
2020 9/9(水) 三協F柏
第15節
0-3
Lose
10/24(土) パナスタ
第24節
2-1
Win
2021 4/11(日) 三協F柏
第9節
0-1
Lose
9/26(日) パナスタ
第30節
2-1
Win
2022 5/14(土) 三協F柏
第13節
1-0
Win
10/1(土) パナスタ
第31節
0-0
Draw
2023 2/18(土) 三協F柏
第1節
2-2
Draw
7/16(日) パナスタ
第21節
3-1
Win

※2019年は柏レイソルがJ2リーグ所属のため対戦なし

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