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セレッソ大阪 明治安田J1リーグ 第12節
2024.5.6 13:05 KICK OFF vs セレッソ大阪

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MF16 鈴木徳真『ガンバの一員として試合を戦える幸せを胸に、勝つために、自分の全てを注ぐ。』

満員のパナソニックスタジアム吹田で今年最初の『大阪ダービー』を戦えるのがすごく嬉しいし、楽しみです。僕にとっては古巣との対戦ですが、特に気負いはありません。恐れるものも何もなく、今年最初のこのカードをホームで迎えられることに心強さしか感じていません。相手サポーターからブーイングをされたとしてもガンバサポーターの皆さんがそれを上回る声援でかき消してくれるだろうと信じているからです。
過去の対戦がそうだったように、スタジアムに入ればきっと昂るものはあって、ガンバのエンブレムを胸に戦うプライドをより感じるはずですが、それもしっかり力に変えて自分に託されたタスクを全うし、勝利に繋げたいと思います。
直近のアビスパ福岡戦を含め、J1リーグではここ2試合勝てていない流れを踏まえて、自分たちが現状を脱出するには、大きな括りで言うと得点を奪うためのゴール前での質を上げることと、『先制』することが大事だと考えています。もちろん、先に失点を許したとしても僕自身は常に「取り返せば勝てる」と思ってプレーしていますが、連敗しているチームのマインドを考えるなら、間違いなく先制点を奪った方が自分たちの狙いとする展開で試合を進められるからです。
実際、福岡戦も、相手にリードを奪われるまでは僕たちが主導権を握っていたのに対し、先制されて以降は相手の戦い方がより明確になった分、自分たちが後手を踏んでしまうというサッカーにおいては当たり前に起きる現象に巻き込まれてしまいました。そうした流れにしないためにも、今節はまず、しっかり先制点を奪うことと、不用意な失点をしないことをリマインドして臨みたいと思います。

警戒するのは、6戦連発中のレオ セアラ選手です。技術の高い選手が多いチームなので、安定したビルドアップや、対人の強度などにも警戒すべきですが、最終的には彼が前線でいかに収めて足を振れるかが戦いの肝になっているからです。だからこそ、僕たちはそれを狙い通りにさせない攻守をみんなで展開したいと思います。
『大阪ダービー』にはいつも、コアで熱いサポーターの皆さんだけではなく、お祭りに行くような感覚で試合を楽しみに来てくださる方にもたくさんご来場いただきます。僕としては、試合が終わった時に、前者の皆さんには「やっぱり俺らのガンバだ」と思ってもらえるように、後者の皆さんには「このカード、めちゃくちゃ面白かったな」だけではなく「やっぱりガンバを応援したいな!」と思ってもらえるような試合をしたいと考えています。
ちなみに、連戦による疲労を心配してくださる方もいますが全く問題ありません! ガンバの一員として試合を戦える楽しさ、生きている実感が全てを吹き飛ばしてくれています。今日もその幸せを胸に、勝つためだけに自分の全てを注いで戦います!

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