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サガン鳥栖 明治安田J1リーグ 第8節
2024.4.14 15:00 KICK OFF vs サガン鳥栖

MATCH

REVIEW

決定力を欠き3戦無得点で悔しい2連敗に

5連戦中の2連戦目となったJ1第6節で、ホーム3連勝をかけて京都と対戦したガンバ。相手が得意とする前線からのハイプレス、速い寄せに手を焼き、うまく攻撃のリズムを出せず我慢の時間が続く。18分に山田、アラーノがヘディングシュートを放つがチャンスは多くなく、37分にはアラーノが負傷交代するアクシデントに見舞われ、さらに違和感を訴えた山田がハーフタイムで下がり、「プランを変えていかないといけなかった」(ポヤトス監督)という状況に。しかし、「後半は自分たちの流れが来ると話もしていました」(宇佐美)との言葉どおり、54分にカウンターからウェルトンがGKと1対1の場面を作り、60分には宇佐美がシュートを放つなど、ガンバが盛り返していく。劣勢だった前半とは異なり、攻勢をかけた後半だったが、相手の粘り強い守備の前に決定力を欠き、0-0の引き分けに終わった。
前節から中2日で挑んだアウェイでのJ1第7節・札幌戦。負傷したアラーノや山田らに代わり、ジェバリ、食野、倉田、中野が今季初先発を果たすなど顔ぶれを変えて戦った一戦だったが、今季初勝利を目指す札幌に苦戦を強いられる。マンツーマン気味に来る札幌を相手に一進一退の攻防をハイテンポで繰り広げる中、カウンターでチャンスを作るもゴールを奪えず、30分のジェバリのFKはポストを叩き、その直後のCKで福岡がシュートを決めるもオフサイド判定となり先制点をなかなか奪えない。
0-0で迎えた後半、早々に食野の仕掛けから坂本、ジェバリとゴールを狙うも得点を挙げられず、73分にはチャンスを決められ失点。先制されてしまう。これで相手が勢いづく中、81分に相手を崩しゴールを決めるもオフサイドになるなど、最後までゴールは生まれず、0-1で今季初黒星を喫した。
横浜FMがACLを勝ち上がったことにより、4月10日に行われたJ1第3節。先発5人を入れ替えて臨んだ試合は、またしても決定力に泣く。宇佐美やウェルトンのカウンターや、右サイドバックに入った福岡と今季初先発の唐山のラインなどで相手ゴールに迫り、守備ではコンパクトな陣形を保ちながら中盤でネタや鈴木がボール奪取、DFラインも集中した守りで試合をコントロールする。しかし1点が遠く、後半もガンバのペースで進めるも、53分にはFWアンデルソン ロペスにマークを背負いながら決められてしまう。リードを許したガンバは交代カードを切りながらゴールを目指すが、前がかりになった中で終了間際に再び失点。「自分たちはチャンスがありながらゴールを決め切れませんでした」(ポヤトス監督)とコメントしたとおり、前半8本、後半13本で計21本と相手の倍近いシュートを打ちながら決めきれず0-2で敗れ、2連敗となった。

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