明治安田J1リーグ 第2節
2024.3.2 15:00 KICK OFF vs アルビレックス新潟
2024.3.2 15:00 KICK OFF vs アルビレックス新潟
MATCH
HIGHLIGHT
貴史を楽しもう――。宇佐美が攻守両面で新潟戦のキーマンに
昨季、初のキャプテンとして時にチームを引っ張り、時に勝てないチームの矢面に立ち続けてきた宇佐美。「去年、みっちりと苦しみましたけど、その中で得られたモノもあります。結果でもそれ以外のところでもチームを引っ張りたい」と決意を口にする背番号7だが、開幕戦では新境地となる華麗な直接FKで2年連続の開幕戦ゴールに成功。「攻撃的なギアはチームに対して入れられたし、仕掛ける場面もありましたけど、まだ100%じゃないしこれからもっと上げていけます」と自身の状態に手応えを口にする。
そんな背番号7がホーム開幕戦となる新潟戦で意識するのは「勝ってサポーターを喜ばせたい、それだけですね」という思いである。
まだ1試合を終えたのみだが新潟はクリア数がリーグ16位、タックル数は19位と町田とは異なる数字を残している一方でパス本数はリーグ2位。しっかりとボールを動かしてくる新潟に対して、ガンバも町田戦とは異なる戦いぶりを見せるつもりだが、そのために必要になるのが効果的なファーストディフェンスとなる。
まだ1試合を終えたのみだが新潟はクリア数がリーグ16位、タックル数は19位と町田とは異なる数字を残している一方でパス本数はリーグ2位。しっかりとボールを動かしてくる新潟に対して、ガンバも町田戦とは異なる戦いぶりを見せるつもりだが、そのために必要になるのが効果的なファーストディフェンスとなる。
宇佐美も言う。「新潟はボールを持ってくれるので、そこをまず食い(奪いに)に行けるかどうか。どれだけ皆で一体感を持って奪いに行けるかですし、理想は前で奪うこと。それができれば自然とボール保持は出来る」。
ボールを保持するためにも、まず必要になるのは新潟のビルドアップを制限することだが、宇佐美はファーストディフェンダーとして守備のスイッチを入れる重要な役割を担っている。
もっとも、前線の宇佐美が単なる守備の担い手でないことは言うまでもないだろう。「しっかりと守備でチームのリズムを作りながら、攻撃でいかにフィニッシュに絡んでいくか」(宇佐美)。
新潟のDFラインは非常に高い設定だが、だからこそ効果をもたらすのが背後への抜け出しだ。町田戦でも途中出場で1トップに入り、何度も背後へのアクションを繰り返していた宇佐美だが「背後へのランは武器になるつつあるというか、やっとそういうことが出来る状態になってきました。うちにはバイタルエリアで仕事が出来る選手がたくさんいるし、そこを任せながら、そういう選手が楽になるような動きを多く増やしたいです」と語るように、山田やアラーノらを生かす「黒子」の役割もハイラインを引く新潟相手には有効になるはずだ。
ボールを保持するためにも、まず必要になるのは新潟のビルドアップを制限することだが、宇佐美はファーストディフェンダーとして守備のスイッチを入れる重要な役割を担っている。
もっとも、前線の宇佐美が単なる守備の担い手でないことは言うまでもないだろう。「しっかりと守備でチームのリズムを作りながら、攻撃でいかにフィニッシュに絡んでいくか」(宇佐美)。
新潟のDFラインは非常に高い設定だが、だからこそ効果をもたらすのが背後への抜け出しだ。町田戦でも途中出場で1トップに入り、何度も背後へのアクションを繰り返していた宇佐美だが「背後へのランは武器になるつつあるというか、やっとそういうことが出来る状態になってきました。うちにはバイタルエリアで仕事が出来る選手がたくさんいるし、そこを任せながら、そういう選手が楽になるような動きを多く増やしたいです」と語るように、山田やアラーノらを生かす「黒子」の役割もハイラインを引く新潟相手には有効になるはずだ。
ただ、宇佐美自身も開幕から2戦連発は当然、意識済みだ。「それしか狙っていません」。流れの中からのシュートはもちろんだが、ガンバの至宝が新たに身につけつつある武器が直接FK。「相手がそれで僕のドリブルを警戒してくれたらよりいい」と話す宇佐美だが、敵陣で得たFKは相手への脅威になるはずだ。
本来の輝きを取り戻しつつあるエースについてポヤトス監督は「タカシを楽しみたい」と言い切った。
新潟戦でパナソニックスタジアム吹田に集うサポーターも、宇佐美貴史を楽しめるはずだ。
本来の輝きを取り戻しつつあるエースについてポヤトス監督は「タカシを楽しみたい」と言い切った。
新潟戦でパナソニックスタジアム吹田に集うサポーターも、宇佐美貴史を楽しめるはずだ。
G大阪 vs 新潟 過去5シーズンのリーグ戦対戦成績
1勝1分0敗
4得点2失点
年 | 対戦成績 | |
---|---|---|
2023 | 5/28(日) デンカS 第15節 3-1 Win |
9/17(日) パナスタ 第27節 1-1 Draw |
※2022年まではアルビレックス新潟がJ2リーグ所属のため対戦なし